2022年08月13日

愛鷹連峰 越前岳  

アシタカツツジとミツバツツジの競演を見る事が出来ました!
日 程:2022年5月 18日(水)
参加者:Lテッペン カッコさん ヤコさん
コースタイム:5/18 晴れ
     須山愛鷹登山口10:16〜10:52愛鷹山荘(避難小屋)〜11:01富士見峠11:15〜11:54鋸岳展望台〜13:00富士見台〜13:26愛鷹山山頂13:45〜13:52勢子辻分岐13:58〜14:16平坦 地〜14:52馬ノ背見晴台15:01〜15:17十厘木高原展望台〜15:26十厘木高原駐車場
     ⇒須山愛鷹登山口(車回収後帰路)

山神神社登山口よりスタート.JPG
 山神神社登山口よりスタート
あしたか山荘(避難小屋).JPG
 あしたか山荘(避難小屋)
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 フタリシズカ (富士見峠)
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 イワカガミの群生
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 鋸岳展望台からの眺望
愛鷹山山頂.JPG
 越前岳の山頂
二等三角点.JPG
 
キンポウゲ(?).JPG
 キンポウゲ(?)
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 アシタカツツジ
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 ミツバツツジ
富士山は最後まで拝めず.JPG
 厘木高原展望台 最後まで富士山は拝めず!

 一 言:中腹付近では、ミツバツツジとアシタカツツジ満開で、競演も見られました。コイワカガミの群生も見られました。(テッペン)
posted by てっぺん at 16:08| 神奈川 ☁| Comment(0) | 周回登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月23日

山梨県 甲斐駒ヶ岳(2967m)の黒戸尾根 コース

「日本三大急登の黒戸尾根を登り、晴天の山頂に立ちました」
日程:2021年9月19日(日)〜20日(月、敬老の日)
参加者:Lヤコさん、ナロさん
コースタイム:
9月19日 晴れ
尾白川渓谷駐車場6:30→笹ノ平8:40→刃利天狗11:07→五合目小屋跡12:05/12:30→七丈小屋14:00(泊)
9月20日 晴れ
七丈小屋4:13→八合目御来迎場5:00→甲斐駒ヶ岳山頂6:40/7:27→摩利支天8:13→山頂手前の分岐9:02→八合目御来迎場10:00→七丈小屋10:42/11:08→五合目小屋跡12:05/12:20→刃利天狗12:58→笹ノ平14:21/14:40→尾白川渓谷駐車場16:02

A笹の平.jpg
A2時間半かかって笹ノ平に到着。頂上まであと7時間もあるの・・・?ここから標高差約250メートルを登る急登・八丁坂が始まります。途中で、七丈小屋を経営する登山家、花谷泰広さんが、背負子で重い荷物を背負いながらも颯爽と追い抜き、すぐに見えなくなってしまいました。

Bナイフエッジの一枚岩「刃渡り」.jpg
Bナイフエッジの一枚岩「刃渡り」が現れました。滑落しないように鎖を握って渡ります。

C振り返ると八ヶ岳が見えました.jpg
C刃渡りの途中で振り返ると八ヶ岳が見えました

D急なハシゴを登って着いたところが「刀利天狗」です。.jpg
D急なハシゴを登って着いたところが「刀利天狗」です。山岳信仰の行者が通った道らしく、立派な祠や石碑がありました。

E初めて下り道が現れました。.jpg
E初めて下り道が現れました。平坦な五合目小屋跡から前方を見上げると、七合目と八合目ののピークがそびえ立っています。

F岩峰を巻くように桟橋とハシゴがかかる.jpg
F岩峰を巻くように桟橋とハシゴがかかっていました。ここからハシゴや鎖場が次々に現れてきます。

G岩尾根に立つ三角屋根の七丈小屋にやっと着きました。.jpg
G垂直なハシゴや鎖でよじ登る岩壁を乗り越え、登山口から7時間半。岩尾根に立つ三角屋根の七丈小屋にやっと着きました。ずっと前に到着していたらしい花谷さんが、受付と小屋の説明をしてくれました 。

H七丈第一小屋が満員のため、第二小屋に案内されました。.jpg
H七丈第一小屋が満員のため、本来は素泊まり用の第二小屋に案内されました。板でカプセルホテルのように区切られ、コロナ対策のために布団や枕はビニールで覆われています。

I夕食です.jpg
I夕食は第一小屋の1階で、午後5時と6時の二回転。カレーはお代わり自由です。10ポイントたまれば1泊2食が無料になるというポイントカードをもらいました。

J午前4時過ぎにヘッドライトを点けて出発です。.jpg
J午前4時過ぎにヘッドライトを点けて出発です。8合目を越えたあたりで、富士山と、鳳凰三山・地蔵岳のオベリスクが浮かび上がりました。

K八合目御来迎場.jpg
K八合目御来迎場から見ていると、北岳との間にある野呂川や駒津峰を埋めるように雲が広がってきました。

L不動明王を示す2本の鉄剣が立つ烏帽子岩。.jpg
L不動明王を示す2本の鉄剣が立つ烏帽子岩。雲海の向こうから朝日が昇ってきました。

M鎖場やハシゴを登っているうちに、烏帽子岩が下の方に見えるようになりました。.jpg
M鎖場やハシゴを登っているうちに、烏帽子岩が下の方に見えるようになりました。甲斐駒ヶ岳らしい白い花崗岩が増えてきました。

N山頂の手前でブロッケンが見えました。.jpg
N山頂の手前でブロッケンが見えました。周囲を霧が取り巻き、背後から日が差しているからでしょう。

O甲斐駒ヶ岳(2967m)の山頂に着きました。.jpg
O小屋を出て2時間半。甲斐駒ヶ岳(2967m)の山頂に着きました。北沢峠から登ってきた人もいて、20人ほどでにぎわっています。

P左端が日本最高峰の富士山。.jpg
P左端が日本最高峰の富士山、右端が第二位の北岳です。その手前に緑の濃い早川尾根が伸びています。

Q山頂からのバリエーションルート、鋸岳につづく稜線は紅葉していました。.jpg
Q山頂からのバリエーションルート、鋸岳につづく稜線は紅葉していました。真ん中に伸びているのが日向八丁尾根でしょうか。はるか北には穂高連峰や槍ヶ岳が見えています。

R雲の切れ間から、カールを抱いた南アルプスの女王・仙丈ケ岳が見えました.jpg
R雲の切れ間から、カールを抱いた南アルプスの女王・仙丈ケ岳が見えました
S甲斐駒ヶ岳を守るようにそびえる岩峰・摩利支天にも足を延ばしました。.jpg
S甲斐駒ヶ岳を守るようにそびえる岩峰・摩利支天にも足を延ばしました。甲府盆地から見ると頂上が鋭く見えるのですが、意外と広くて平坦でした。

㉑八合目御来迎場あたりは紅葉が始まっていました。.jpg
㉑八合目御来迎場あたりは紅葉が始まっていました。ここから七丈小屋を経て登山口に下山するまで6時間かかりました


登山口から2時間登った笹ノ平の道標は「頂上まであと7時間」、7時間半登ってやっと着くのはまだ7合目・・・。日本三大急登のひとつで、標高差約2200メートルを登る黒戸尾根は本当に長大なルートでした。5合目あたりからは、真下に宙しかない桟橋や、30段ほどある垂直なハシゴ、鎖をつかんでよじ登る岩壁など、滑落したら無事ではすまない場所が途切れることなく現れてきます。それでも、翌朝に八合目付近まで登ると、不動明王を表すとされる2本の鉄剣が刺さる烏帽子岩の向こうに、湧き上がっては流れていく雲と朝日が見えて「登ってよかった!」と実感しました。頂上からは、オベリスクが突き出した鳳凰三山や、端正な山容が「哲人的」とも評される北岳、カールを抱いた南アルプスの女王・仙丈ヶ岳が見え、北に目を向けるとはるか遠くに穂高連峰や槍ヶ岳も望めました。下山時は高度をひたすら返還していく感じですが、山岳信仰の行者が通った道らしく祠や碑が点在し、見たことがない形のキノコやふかふかのコケが目を楽しませてくれます。2日目の行動時間は12時間近く、さすがに足の筋肉が張ったのですが、念願のルートを登り切った充実感で満たされた山行になりました。(ナロ)
posted by てっぺん at 10:34| 神奈川 ☔| Comment(0) | 往復登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月07日

青森県・八甲田連峰の八甲田大岳(1584m)

『アオモリトドマツで緑濃い八甲田を楽しむことができました。』
日 程:2021年8月29日(日)
参加者:ナロさん 単独
コースタイム: 8/28 曇り
酸ヶ湯温泉7:28→仙人岱9:00/9:12→八甲田大岳10:02→大岳避難小屋10:33→井戸岳11:02→赤倉岳11:12→赤倉岳断崖11:40→大岳避難小屋12:05/12:18→下毛無岱展望所13:12→城ヶ倉分岐13:30→酸ヶ湯温泉13:48

@酸ヶ湯温泉駐車場から見ると、山頂は雲に覆われていました.JPG
酸ヶ湯温泉駐車場から見ると、山頂は雲に覆われていました

A登山口から鳥居をくぐってスタートします.JPG
登山口から鳥居をくぐってスタートします

B南八甲田の主峰、櫛ヶ峰(1517m)が見えました.JPG
南八甲田の主峰、櫛ヶ峰(1517m)が見えました

C地獄湯の沢のあたりでは、火山性の有毒ガスが出ているようです.JPG
地獄湯の沢のあたりでは、火山性の有毒ガスが出ているようです

チングルマのワタスゲ?.JPG
チングルマのワタスゲ?

Eアオモリトドマツに覆われた硫黄岳。左側は残雪が多いため、木が生えないそうです.JPG
アオモリトドマツに覆われた硫黄岳。左側は残雪が多いため、木が生えないそうです。

D仙人岱から見上げた八甲田大岳。雲が猛スピードで流れていきます.JPG
仙人岱から見上げた八甲田大岳。雲が猛スピードで流れていきます

F鏡沼に写り込んだ八甲田大岳.JPG
鏡沼に写り込んだ八甲田大岳

ギボウシ?.JPG
ギボウシ?

Gおいしい水が湧いている仙人岱の八甲田清水が見えました.JPG
おいしい水が湧いている仙人岱の八甲田清水が見えました

H山頂は雲に覆われて展望はゼロ.JPG
山頂は雲に覆われて展望はゼロ

I大岳避難小屋。積雪対策の為、2階の窓まではしごが伸びています.JPG
大岳避難小屋。積雪対策の為、2階の窓まではしごが伸びています。

ウメバチソウ?.JPG
ウメバチソウ?

Jアオモリトドマツに覆われた八甲田大岳.JPG
アオモリトドマツに覆われた八甲田大岳。

K直径200m、深さ60mの井戸岳の噴火口.JPG
直径200m、深さ60mの井戸岳の噴火口。

L赤倉岳(1541m)の火口壁を歩く登山者.JPG
赤倉岳(1541m)の火口壁を歩く登山者。

M1か月前に登った高田大岳(右、1559m)。左は雛岳(1240m)。.JPG
1か月前に登った高田大岳(右、1559m)。左は雛岳(1240m)。

N上毛無岱の湿原が見えました.JPG
毛無岱の湿原が見えました。

一 言:
 仙人岱から八甲田大岳(1585m)を見上げた時は、雲が切れて山頂が見えたかと思えば、数秒後には厚い雲に覆われるほどの強風が吹いていました。山頂は雲に巻かれていましたが、わずかに途切れた時には、西の方向に県内最高峰の岩木山(1625m)、北東にはまさかりの形をした下北半島を望むことができました。大岳避難小屋まで下ると、濃い緑色のアオモリトドマツに覆われた八甲田大岳が目の前にそびえ立っています。緯度が高くて森林限界が低いために高山植物が多く、チングルマの綿毛が揺れ、ウサギギクやミヤマリンドウが湿原を彩っているのを見ると、本州最北端の県にいることを実感しました。
(ナロさん)
posted by てっぺん at 21:10| 神奈川 ☁| Comment(0) | 周回登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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